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『成分中のアンチリスブルネラリア花エキスって何ですか?』とよくお問合せいただきます。
今回はドクターハウシュカ化粧品の様々なアイテムに含まれているアンチリスブルネラリア花エキスについてお話ししましょう。
学名はAnthyllis vulnerariaで原産は南ヨーロッパで現在ではヨーロッパ全土と西アジア、北アフリカ、アメリカなどに自生しています。草丈は15〜35cmほど、花期は4〜6月頃です。
シロツメクサと同じマメ科の植物ですが、花は黄色です。
和名を与えるとしたら『黄ツメクサ』になるでしょうか。
ドイツ語名はWundklee。『傷に効くツメクサ』という意味で薬用植物として古くから活用されてきました。
16世紀の書物にも、傷跡が残らないように傷口をふさいでくれるので、大変重宝されたと記されています。
血液を浄化し、利尿作用を活発にして毒の排出を促すので、喉の腫れや口内炎に、また凍傷や日焼けの手当てなどに用いられていました。
ドクターハウシュカ化粧品の生みの親、エリザベート・ジークムントは何百年も前からその効能が認められているアンチリスブルネラリア花エキスを化粧品シリーズの中核に据えることを思いつきました。
この植物は、生育環境によって姿かたちを変えるという特性を持っています。
これはこの植物の順応能力の高さを示しています。エキスを化粧品に使用すると、あらゆる肌質に適応できる、という長所となります。
さらにマメ科の植物は、根についた根粒菌が空気中の窒素を吸収し、葉に送ってタンパク質合成を行います。
(他の植物は、種子ができる時にタンパク質を形成)ですから、結実以前に収穫しても、タンパク質が含まれています。
このように生成(根・葉)及び衰退(花・実)の両方のプロセスにおいてバランスよく成長し、薬効も(花だけなどと)偏ることなく、全草に行き渡っています。
人間の皮膚は日中、外的環境から身体を守ろうとしますが、アンチリスブルネラリア花エキスはこのとき、有害物質が無防備に肌の内部に入らないように、皮膚細胞に働きかけます。
また血液の流れをスムーズにし、老化のスピードを抑えてくれます。
肌の新陳代謝が活発になる夜間は、リンパ腺の働きを良くし、老廃物の排出を促します。
また保湿機能を高め、角質の形成を抑制します。
人の肌は昼と夜とでは異なった役割を果たしていますが、昼と夜の両方のプロセスで肌の機能全体に働きかけ、健康な肌へと導いてくれる、優れた成分が、このアンチリスブルネラリア花エキスというわけです。
エキスは花期に地上部分の全草を収穫して抽出されます。
ヴァラ社では、野生のものを採集すると同時に、バイオダイナミック農法での栽培も行っています。
<<< 第一話 Dr.ハウシュカ化粧品の誕生